英語力を上げる

英会話には中学英語すら「全て」はいらない!

Hello, 英語コーチの施永薫です。

日常会話は中学英語で十分。そんな言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

でも、もし本当にそうなのだとしたら、

もっと英語がラクラク話せてもよさそうなのに…

何で英会話に苦戦する人がこんなに多いんでしょうか?!

本当に必要なのは中学英語ですらない!!

実は、中学英語、と言っても、内容は多岐にわたっていて、結構広い!

しかも、私が中学、高校時代では、高校で扱っていた内容までもが、今は中学校におりてきていて、中学英語の範囲はより広くなっているのです。

そして、この中学英語の範囲をマスターすることがそもそも思っているより簡単じゃない。

だから、中学英語だけで十分、と言われても、それが扱いきれずにいるんだと思うんです。

それはなぜか

ルールが多すぎる!

どんどん新たなルールが出てきて、、次々進んで行っちゃう。

マスターしきれてないまま次の決まりが出てきてしまう。

でもそもそも、次々出てくるこれらのルール、全部等しく同じように大事なわけじゃないんです。

実は最も押さえるべきたった1つのルール

この一番大事なルールを、しっかりと使いこなせたら、英会話ってめちゃくちゃ楽になります。

それは「誰が・何をする」の型

英語は白黒はっきり、結論を急ぐ、そんな言語。「誰が、何をする」この文の核となる部分をとにかく先に伝える必要があるのです。

一方日本語は、主語を省略することも多くて、例えば

「お腹がすいたから、晩御飯めちゃくちゃ食べた。」

「すっごく疲れたんだけど、仕事が終わらなくて大変だった。」

これ、どちらも名言はしていないけど「私」の話です。

そして、一番大事な、「誰が、何をする」の部分を小さく小さく作って、文を連ねていくことで、表すことができます。

I was very hungry. So, I ate a lot for dinner.

I was so tire. But I couldn’t finish my job. I had to work.

日本語を英語に直そうとすることよりも伝えたいことを「誰が、何をする」に落とし込んでいく。短い文をいくつも連ねていくことで状況は十分に伝えることができます。

ここで例題(?)をもう一題

「彼女が怒ってた理由は色々ある。」

さぁ、考えるべきは「誰が、何をする」でした。

この文で、何を主語にしましょう?「彼女が怒っていた理由」?

これも内容を噛み砕いて分解してあげるとスムーズです。

  • 彼女は怒っていた。
  • 理由はいろいろある。

She was angry.

She has many reasons.

1文で頑張ろうとすると複雑に感じることも、2つに分けるとあっさり!