目標達成を阻む一番の壁ってなんだと思いますか?
- モチベーションが下がってしまう
- 目標が抽象的だった
- 高すぎる目標を掲げてしまった
理由はたくさん思いつくかと思うのですが、実に9割近い失敗パターンは
目標を忘れてしまうこと!!
なんだそうです。。
確かに、「ダイエットしよう!」と思った時は、絶対に叶えるつもりだったのに、熱意は徐々に薄れ、いつの間にか「そういえば、ダイエットしようと思っていたんだった」と自分が目標に掲げたことすら、忘れてしまう。目標って意外とそういうものですよね。
ということは、しっかり目標を立てた上で(目標設定については以前の記事をご覧ください)目標を忘れない、ということが目標達成には必要不可欠ということになります。
そこで、今日は目標と、目標を立てた時の熱量を忘れないための3つの工夫についてお話ししようと思います。
ビジョンボードを作る
目標を紙に書いて貼る、というのと似ていますが、要は目標を日頃から目にすることで忘れないようにする作戦です。
もちろん文字で書いて貼ってもいいとは思うのですが、私のオススメは断然ビジョンボードです。ビジョンボードとは、目標を、絵や写真、イメージの形でまとめたものです。
例えば、英会話力をつけて、行ってみたい場所、やってみたいこと、そうなった時の自分の理想の姿をイメージできる写真を見つけて、1枚の紙にまとめるのです。
我が家は毎年家族でやっていますが、パソコンで見つけた画像を1枚の紙に切り貼りしてコラージュにしています。文字を書き足してもいいですし、イラストだけでもいいと思います。そして、それをリビングに飾り、毎日見て、自分の目標を思い出しています。文字で書くよりも、なりたい姿をイメージしやすいので潜在意識に刷り込まれているように感じます。
また、今はスマホのアプリでイラストを組み合わせたコラージュを作ることもできます。待ち受け画面にするなど普段から目にする場所に置いておくのがおすすめです。文字で書いてあるよりも、他の方の目に触れた時にもおしゃれに感じるのではないでしょうか?
インカンテーションをする
目標が叶えた自分の姿をしっかりと想像し、気持ちを込めて、その目標を達成した、と口に出して言うことをインカンテーションと言います。
- 今日も10分音読できました
- 海外旅行で、レストランでオススメのメニューを聞いて、注文できました
- いついつの会議で、英語でプレゼンをやり遂げられました
ポイントは、胸を張って「できた!」と表現することです。
できたらいいな、や、したいな、ではありません。
「成功した」とはっきりと声に出して言うのです。気持ちをしっかり込めて。そして、さらにそこに「ありがとう」と感謝を添えることで、あなたの潜在意識はそれを達成したと信じていくでしょう。
潜在意識を味方につけると、目標達成はぐっと現実化します。達成できた自分を、自分の輝かしい姿を、はっきりと想像しながら、声に出して、自分で自分に暗示をかけてあげてください。
香りを味方につける
実は、人間の五感の中でも、香りを感じる嗅覚だけが記憶をつかさどる海馬という脳の部位にほぼ直接的に信号を送ることがで切ると言われています。
なので、例えば、目標設定をするとき、目標が叶った自分の姿をありありと想像する時、インカンテーションをするときに、同じ香りを嗅いでいると、その香りを嗅いだだけで、自分の成功イメージを無意識的に想起することができます。
英語の学習をするときに、その香りを嗅いでから始めると、それだけで目標達成に向けてスイッチが入り、より集中して学習に没頭できます。
私自身も元々は香りにあまり興味のないタイプなのですが、この話を聞いてから、ティッシュにオイルを垂らして、デスクに置いています。たまにフワッと香りを感じることができて心地いいです。
ぜひご自身が好きな香りを味方につけて、目標設定、ビジョンボードづくり、インカンテーション、そして学習のお供にしてあげてください。
目標を忘れなければ、私たちは少しずつでも、目標達成の方向に動いていくことができます。まずは目標を忘れない!それが何より大事です。