英語を学びたい、と考えるときに多くの方にとっては「海外留学」という選択肢が頭に浮かぶでしょう。では、どのくらいの期間、留学したら、英語を話せるようになるのでしょう?1週間?1ヶ月?1年?
海外に留学をする、ということは日常言語を日本語ではなく英語に変える訳なので、英語との接触頻度は劇的に上がるでしょう。そして、話す機会も爆発的に増える。
でも、
- ハイスピードな英語に劣等感が増した
- ファストフード店での注文すら怖くて引きこもった
- 辛すぎて帰国の日程を早めた
- 何年も住んでいるけど聞き取れない・聞き返される
そんなお話も珍しくありません。「海外留学=英語習得」ではなく、留学先でどう過ごすか、どういう心持ちで英語学習に取り組むか、そっちの方がよっぽど重要な要素なんです。
大事なのは「接触頻度」
そもそも、大人になると英語学習以外の日常もあるわけで、海外留学をしたいと思ってもなかなか動けない場合もあります。今日は、日本にいながらにして、日常の中で、英語との接触頻度を増やし、英語漬けの日々を過ごす7つの作戦をお伝えします。
1:朝起きたら…作戦
朝起きたら、まずは英語の音から始めましょう。洋楽でも、ポッドキャストでも、ラジオでも、英語を流しましょう。全部わからなくても構いません。英語が流れてくる状態を作りましょう。朝起きたら、まずはスイッチオン!何も考えずに、とりあえず電源を入れて英語の1日を始めちゃいましょう。
2:スマホを…作戦
スマホの言語設定を英語にすると、メニューや操作画面が全て英語になります。今まで使っていたものですし、そんなに難しい英語でもないと思うので、設定を英語に変えるのはおすすめです。そうすると…
3:ネット検索を…作戦
ついつい見てしまうインターネット。気づけば膨大な時間が取られてしまうことがあります。スマホの言語を英語に設定するだけでも、英語のサイトや、英語で検索結果が現れます。情報量が劇的に増えますし、後から「無駄な時間になった…」と罪悪感を持つ必要もなさそうです。むしろ英語を何十分も何時間も見たり読んだりできるなら自分を褒めてあげてください。、英語で検索すると、英語のアウトプットにもなりそうです。単語で検索、文で検索。Googleに英語で質問してみる。アウトプットのチャンスも格段に増えます。
4:好きな漫画を…作戦
ハリーポッターなどの児童も読める、でも大人が読んでも楽しめるような本もおすすめですが、断然おすすめなのは、漫画!
イラストもあり、自分が日本語で読んだことのある話なら、ストーリーも大体わかるので、楽しく読めるでしょう。漫画は、会話で話が進んでいくことが多いので、会話表現のインプットにも最適です。
5:映画、ドラマは…作戦
今では手軽に海外の映画やドラマがご自宅で手軽に見れるようになりました。例えばNexflixなどでは、海外のドラマはもちろんですが、日本のドラマも英語音声に変えたり、英語の字幕をつけたりできるものもあることをご存知でしたか?1度日本語で見た映画を、2回目は英語で楽しむ。そうすると日本語で見た時とはまた違う発見があります!嘘だと思った方は、ぜひ試しください!
6:独り言を…作戦
会話練習で一番手っ取り早いのが、自分自身に話しかけることです。
朝起きて、鏡の中の自分に向かって、まずは笑顔でスタートしましょう。
- Good morning.
- Did you sleep well?
- How do you feel now?
- What is your plan for today?
そして、何か取り掛かる時に、英語でご自身に気合を。
- Let’s get up.
- Let’s wash my face.
- Let’s go now.
- Let’s have lunch!
1人の時は声に出して、そうでない時は心の中でこっそりと。自分に声をかけるのなら間違えても恥ずかしくないです。何よりも、英語を話すご自身に慣れることができますよ!
7:就寝前の…作戦
寝る前に、英語で1日の振り返りをしてみてはいかがでしょうか?
今日やったこと、会った人、嬉しかったこと、美味しかったもの、印象的だったもの、まずは一文から英語で表現してみましょう。書くのもあり、声にだして言うのもあり。今日の出来事の振り返りに慣れてきたら、明日の予定を加えてもいいでしょう。まずは1文。そこからいくらでも広げていけます!
さて、神7!いかがでしたか?もしこの7つを毎日やっていったら、1ヶ月後、6ヶ月後、どうなりそうですか?いきなり7つ一気に始める必要はありません。まずはできることから、できる範囲で、無理せずやってみる。さぁ、今日、今、何から始めましょう?